第6回目のBlenderを触ってみた。今回からそろそろゲームに使えそうな物を作っていきます。とはいえ、まだまだ初心者向けの内容です。
はじめに
Blenderのインストール方法・日本語化は下記で紹介しています。使用するBlenderのヴァージョンは2.93.4です。
今回やる事
今回は簡単な木を作成していきます。いわゆるローポリゴン(ローポリ)と呼ばれる少ないポリゴン数で作成するゲームにありがちな「木ぽいもの」です。
学ぶ内容
- ランダムに変化させる(プロポーショナル編集)
製作開始
起動したら初期表示の立方体のスケールを変更して小さくします。
「編集モード」にして「面選択」に、立方体の上面を選択します。
幹部分を作成
押し出し(キーボードのE)で上に伸ばします。一度確定したら、もう一度小さめに同じく伸ばします。
2回目に伸ばした「上面」と「横面」を同じように押し出して、カタカナの「ト」みたいな感じにします。
それぞれの上面を選択して、移動(キーボードG)を押して斜めにします。太めの枝のイメージですね。
枝部分の作成
同じように、「押し出し」と「移動」を何度か繰り返し、おおよその形にします。
上面を選択してスケール変更(キーボードS)で先端を細くします。
葉の部分を作成
オブジェクトモードにして、「追加」から「メッシュ」→「立方体」を追加。
枝の先に場所を移動して、スケールを変更。
モディファイアーを追加から、「サブディビジョンサーフェス」を選択。ビューポートのレベル数を2にして、「∨」から適用を選択。
変換したオブジェクトをシフトDでコピーしてそれぞれの枝につけます。分割画面を見ながらやると簡単に位置の調整ができます。
補足
立方体を追加して面を細分化するのではなく、ICO球を追加してもOK
細分化の数を増やすと面の数が増えます。
ランダムに変化
丸いオブジェクトを「葉部分」にしていきます。
編集モードに切り替えて、上にあるプロポーショナル編集を「ランダム」にします。
プロポーショナルモードをオンにして(キーボードO)、適当な面を選択して移動します(キーボードG)。
その時、表示される丸い円が対象範囲、マウススクロールで範囲の変更ができます。ランダムに形が変化するので、適当に2,3か所の面を移動します。
他の2つも同じように適当に移動して変化させます。
色付け
マテリアルを追加して、木の部分を茶色に。
葉っぱの部分は緑色にします。
葉っぱ部分のサイズを大きくしてそれっぽい感じにします。
スケール・ランダム度合い・幹や枝の太さを変えたりすることで、さまざまなタイプの木が簡単に作れます。