第19回のBlenderを触ってみた。今回はオブジェクトの操作無しで「超簡単に棚を作成」していきます。初心者でも簡単に出来る内容です。
はじめに
使用するBlenderのヴァージョンは2.93.4です。
アドオンの有効化
まずは使用するアドオンを有効化します。
「プリファレンス」→「アドオン」から「AddMesh:Archimesh」と「Node:Node Wrangler」の2つを有効に。
製作開始
アドオンを有効にしたら作成していきます。
シンプルな棚
初期表示の立方体を削除したら、「追加」→「メッシュ」→「Archimesh」→「Shelves」を選択。
高さや段数などが調整ができて一瞬で棚の形が出来上がります。
色付け
色を簡単につけていきます。Shadingを選択すると、既に用意されています。
「ディフューズBSDF」のカラーを茶色っぽい感じに。「光沢BSDF」の粗さや「シェーダーミックス」の係数を変更して調整。
下のような棚がマウスで少し操作するだけで簡単に完成。
木製の棚
テクスチャを張って木製の本棚っぽくも簡単に出来ます。
まずは、テクスチャをダウンロード。今回はPolyHavenから「Textures→Wood→Plywood」をダウンロード。
ディフェーズBSDF、光沢BSDF、シェーダーミックスを削除して、プリンシブルBSDFを出力につなげます。
プリンシブルBSDFを選択した状態で「Ctrl+Shift+T」でダウンロードしたファイルをすべて選択。
編集モードにして「UV」→「スマートUV投影」で本棚っぽいのが完成。
木目を変えたい場合はUVEditingから
例えば横面の木目を変更したい場合、変更したい面だけを選択。
キーボードのRで90度回転させれば、木目の向きが変わります。
シンプルな感じですが、とりあえず作るだけなら簡単に作成できます。これを元に変更を加えても良いのかも。
辺数を「4legs」にして、カラーを黒っぽくして光沢を調整するとラックを簡単に作成できます。
今回はBlenderの使い方というよりは「とりあえず簡単に作成する方法」という感じです。