第2回目のBlenderを触ってみた。今回も内容は超初心者向けです。
はじめに
インストール方法・日本語化は下記で紹介しています。使用するBlenderのヴァージョンは2.93.4です。
今回やる事
今回は「建物っぽいもの」を製作していきます。超初心者向けです。
学ぶ内容
- オブジェクトの統合・分離
- 簡単な色付け(マテリアル)
製作開始
Blenderを起動したら、まずはスケールと位置を変更します。
次に、画面上で分かりやすくするため色分けをしていきます。あくまでも仮色です。
右上にある下矢印を選択して、3Dビューのシェーディングを「マテリアル」から「ランダム」に変更します。
試しに、オブジェクトを選択してShift+Dで複製してみます。
色が違うオブジェクトが複製されます。
複製したオブジェクトを一つだけ残して、元のオブジェクトの半分の位置になるように重ねます。イメージとしては建物の1階と2階ですね。
玄関の作成
次に玄関を作成します。メッシュから立方体を追加。
玄関の枠となるようにサイズ、スケールを変更。
枠を複製して、下図のような玄関の形にしていきます。
上の枠は90度回転。オブジェクトを選択して、R→Xの後にテンキーで90と入力すると早いです。
作成した3つの枠を結合して玄関にします。
3つ選択した状態で、右クリックをして「統合」、これで一つのオブジェクトになります。色を見ると一つのオブジェクトになったのが分かりやすいと思います。
窓の作成
次に窓を作成していきます。玄関を選択してコピー。90度回転させます。
このままだと右枠がないので、新しくオブジェクトを追加してもよいのですが、今回はあえて、統合したオブジェクトを分解します。
左上のモードを「オブジェクトモード」から「編集モード」に切り替え。
窓のオブジェクトを選択した状態で右クリック。分離→「構造的に分離したパーツで」を選択します。
元の3つの状態に分離するので、オブジェクトモードに戻してから左枠を複製して右枠の位置に移動します。
玄関の時と同じように窓枠4つを選択して、統合します。
統合した後のオブジェクトを適当に何個か複製します。
色付け
次に色を付けていきます。
まずは3Dビューのシェーディングを「ランダム」から元の「マテリアル」にもどします。
表示をマテリアルプレビューモードにします。
マテリアルプロパティを開くと、「初期オブジェクト」と「初期オブジェクトを複製したオブジェクト」には「Material」という初期の色情報が割り当てられいるのがわかります。
複製した方(1階部分に当たる方)に割り当てられているMaterialを削除して、新しくMaterialを追加します。「+」で追加できます。
追加したMaterialは「ベースカラー」を適当に変更しておきます。
同じように、今度は玄関を選択。
Materialは何も割り当てられてないので同じように「+」で追加して、ベースカラーを適当に変更しておきます。
窓枠に玄関と同じ色を当てます。マテリアルプロパティで既に作成済みのマテリアルを割り当てます。
最後に
他の枠にも色を当てたり、複製をして回転させるとこんな感じに。
まだちょっと建物とは呼べないですが、何となく建物っぽい感じということで。