私はBlenderだけでなく3D制作ソフトというのを触ったことが無い初心者です。
と言うことで、今回から「超初心者がはじめるBlender」をゼロからスタートします。
はじめに
インストール方法・日本語化は下記で紹介しています。使用するBlenderのヴァージョンは2.93.4です。
今回やる事
今回は「簡単な机」を製作していきます。まったくの超初心者向け、ゼロからのスタートです。
学ぶ内容
- オブジェクトのスケール・位置変更
- オブジェクトの追加
- 画面の分割
製作開始
では、さっそくBlenderを起動します。
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机の上部を作成
初期の立方体を変化させて、下記のように机の上部の形にします。

立方体をマウスで選択した後に、キーボードのSを押しZを押します。(これ以降はS→Zと表記します) マウスを動かすとZ方向の大きさが変化します。
S→YでY方向の大きさが変化します。
下記のように、画面右にある「トランスフォーム」のスケールの値を変更しても良いです。

スケールを変更したら上部なので少し場所を上にします。
オブジェクトを選択した後に、キーボードのG→ZでZ方向の位置変更ができます。

トランスフォームの位置の値を変更しても同様です。

これで机の上部分はOKです。
脚の追加
次に机の脚を作成。
キーボードの「Shiftを押しながらA」を押すか、画面上にある「追加」を選択します。
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メッシュの中から「立方体」を選択、真ん中に立方体が追加されます。

追加された立方体を脚にしていきます。
S→X、 S→Y、S→Zでいい感じのサイズにスケールを変更します。
位置も G→X、G→Y、G→Zで、とりあえずしてみます。

マウスのホイールを押し込みながらマウス移動で「ビューを回転」。つまり、見る角度を変えることが出来ます。
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ぐるぐる回しながらでも、脚を良い感じの位置に移動するのは少し時間が掛かると思います。
ウィンドウを分割
変更しやすくするために、見る画面を増やします。
メイン画面の右上にマウスを持っていくと「+」に変化するので、その状態でマウスの左クリックを押しながら動かすとウィンドウが分割されます。

下記のように3画面出るようにします。

追加した画面は右上にある「Z」と「X」を押して上から見た状態と横から見た状態に変更します。

この状態で3つの画面を見ながら、G→X、G→Y、G→Zで位置変更をするといい感じの場所に脚を早く置けると思います。
オブジェクトの複製
最後に脚を複製します。
脚を選択した状態で、Shift+Dで複製します。複製したら、G→Yで横にずらします。
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次に、Shift押しながら2つの脚を選択、もしくはマウスで2つの脚が入るように範囲を選択します。
Shift+DでコピーしてG→Xで位置をずらします。これで簡単な机の完成です。
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最後に
とりあえず第1回目なのでこんな感じです。
スケール変更、位置変更は画面上にある「オブジェクト」から操作することも出来ます。
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この辺は好みだと思いますが、よく使うのは出来るだけキーボードのショートカットに慣れるのが良いのかなとも思います。
今後も具体的なものを作りながら少しづつ機能を紹介していこうと思います。