スイカゲームっぽい落ち物ゲーを作ってみる。Part1.物体を落とす【Unityゲーム作成】

「簡単にスイカゲームっぽい」落ち物ゲームをUnityで作成してみます。

ミニゲーム的なチュートリアルで、初めてUnityでゲームを作る人でも出来る内容です。

はじめに
1. Unityのバージョン
作成開始

はじめに

今回作成するのは昔から似たようなゲームが沢山ある「上から落ちてくる落ち物ゲーム」で「同じものが合体するマージゲーム」ですね。最近だとスイカゲームが流行っていますね。

完成形を作成するのではなく、練習的なミニゲームを想定して作成していきます。音や開始画面、オプションやオンラインランキングなどは作成予定無しです。基本的なゲーム部分を作成していきます。

Unityのバージョン

今回は「Unity 2022.3.10f1」バージョンで作成していきます。OSはWindows10です。

UnityHubから「新しいプロジェクト」を選択。

テンプレートは「2D」を選択、プロジェクト名は「SuicaClone」としています。

作成開始

第1回目は簡単な枠を作成し、物体を落とすところまで実装していきます。

画面の枠を作成

Hierarchyで右クリック、「2DObject」→「Sprites」→「Square」を追加。

名前を「Bottom」に変更して、Transform（位置）を変更、「AddComponent」から「BoxCollider2D」をアタッチして下記の様にします。

同じように「2DObject」→「Sprites」→「Square」を追加して、Transformを変更し「BoxCollider2D」をアタッチ、壁にします。これで枠が完成です。

落ちる物体を作成

「2DObject」→「Sprites」→「Circle」を追加。

名前をseedに変更し、TransformのScaleを変更。「AddComponent」から「Rigidbody2D」と「CircleCollider2D」をアタッチ。

これでゲーム画面に「枠」と「丸い物体」ができます。

スクリプトの作成

作成した丸い物体を上から落とすようにスクリプトを作成していきます。

ProjectのAssetsフォルダ内にScriptsフォルダを作成。右クリックして「Create」→「C#Script」を作成、スクリプト名をseedとします。

スクリプトの中身を下記にします。

using UnityEngine;

public class seed : MonoBehaviour
{
    private Rigidbody2D _rb;
    private bool isDrop = false;

    void Start()
    {
        _rb = GetComponent<Rigidbody2D>();
    }

    void Update()
    {
        if (Input.GetMouseButton(0) && isDrop == false)
            Drop();

        if (isDrop) return;

        Vector2 mousePos = Camera.main.ScreenToWorldPoint(Input.mousePosition);

        mousePos.x = Mathf.Clamp(mousePos.x, -2.7f, 2.7f);
        mousePos.y = 3.5f;

        transform.position = mousePos;
    }

    private void Drop()
    {
        isDrop = true;
        _rb.simulated = true;
    }
}