簡単な2Dシューティングゲーム作成の第6回目を進めていきます。
はじめに
今回で第6回目です。第1回目は下記から。
簡単なおさらいと今回やる事
第5回目までで「機体を動かし、弾が出る」、「敵となるマトを作成」、「スコア表示とゲームオーバー」。までを作成しました。ゲームとしての形というか原型ですね。
ココからは様々な機能を追加しながら、バグを修正しながらゲームとして完成させていきます。今回は画像の置き換えをしていきます。
ゲーム作成開始
まずは「背景」と「機体」、「敵(マト)」に画像をセットしていきます。
画像の準備
まずは画像を準備しま、今回もいつも通りアセットストアから探します。もちろん、自分で作成したり、別の場所からのでも問題ないです。
今回は、フリーで使える「Vertical2DShootingAssetsPack」を利用していきます。

URL:https://assetstore.unity.com/packages/2d/characters/vertical-2d-shooting-assets-pack-188719
アセットを追加したらUnityのパッケージマネージャーからダウンロードして取り込みます。

背景の設定
まずは背景の設定。追加した「Vertical2Dフォルダ」のSpritesフォルダ内にBackgroundがあるので、これをImagesフォルダに移動。

ヒエラルキーに空のオブジェクトを追加して名前を「BackGround」にしておきます。配下にBackgroundのBottom、Middle、Topの3つをドラッグアンドドロップします。これだけで背景は完成。

背景なので一番後ろに来るようにレイヤーの順序を適当なマイナス値に変更しておきます。

機体の変更
次に機体を変更します。同じようにPlayerをImagesフォルダに移動しますが、既にPlayerと言う名前で作成してあるので、Player2Dにでも名前を変更しておきます。

ヒエラルキーからPlayerを選択して、スプライトにCenter_0を指定します。これで変更完了。

弾とマトの変更
弾やマトとなる敵も同じように変更していきます。

プレハブを開いて、スプライトを変更。スケールも変更しておきます。

ターゲット(マトとなる敵)も同じように変更。

試しに一度動かしてみます。中々いい感じですが、少し変更する箇所があります。
判定の変更
画像を変更すると当然、画像サイズが変わります。例えば、弾には衝突判定の範囲が設定してありました。これを新しい画像に合わせて変更します。

弾の形に合わせ、サークルコライダーからカプセルコライダーに変更。範囲を弾の形に合わせます。

マトとなるターゲットも同じように範囲を変更します。ボックスコライダーですね。

これで一度動かしてみます。いい感じになりますね。これで背景の設定、機体と弾とマトの画像の変更が完了です。画像をセットするだけでゲーム感が出てきますね。
補足
今回のアセットは他にも色々入っています。例えばユーザーインターフェースも用意されているので、下のように置き換えることもできます。もちろん、UI画像を置き換えたらスクリプトなどの変更が必要になります。

今回で第6回目となった縦型2Dのシューティングゲーム作成は一旦ここまでにしておきます。
もちろん、ここから沢山手を加えて初めて「ゲーム」が完成します。オープニング作成、機体のライフ、アニメーションを追加、BGMやSE追加、ステージも追加して、ターゲットの種類を増やし、動きを変更、アイテムを追加するなど、挙げるとキリがないですね。