今回は「今更聞けないUnityの基本」と言うことで、Unity起動直後の作業画面について簡単な解説です。「初めて触る」もしくは「少ししか触ったことが無い」人向けの内容です。
はじめに
Unityをダウンロードしてインストールしてみたけど、起動したら「何だか難しそうで手を付けていない」、「ちょっと触ってみたけどよくわからない」という人向けの簡単な解説です。
起動後の画面(各ウィンドウ)に、どのような役割があるのかを簡単に解説していきます。既にUnityはインストール済みと仮定します。Unityのインストールがまだという方は下記を参考にしてみてください
起動後の各ウィンドウについて
今回は起動直後のデフォルトで表示されている各ウィンドウの役割を確認します。
起動
Unityで新しくプロジェクトを作成、今回は2020.3.17f1で実行しています。

起動した直後の初期画面
ほぼデフォルトの状態だと大体下記のような感じだと思います。一つ一つを簡単に見ていきます。

シーンビュー
中央の一番目立つ位置に表示されているのはシーンビューと呼ばれるものです。タブでゲームウィンドウに切り替えることが出来ます。

「シーン」は作成中のゲーム画面の全体像です。ゲームウィンドウはカメラを通して見た「実際のゲームプレイ時に表示される画面」ですね。映画で例えるとシーンビューは監督目線でカメラはカメラマン目線と言う感じですね。
ヒエラルキー
画面左に表示されているメニューはヒエラルキーと呼ばれるものです。

ここにはシーンで使わている物が一覧で表示されます。初期段階ではカメラとライトがあります。実際には、この中にプレイヤーや壁などさまざまな物を追加します。
映画で例えると、カメラマンと照明スタッフが初めにいると言う感じですかね。そして、俳優や大道具が追加されていく感じですかね。
インスペクター
画面右側にあるのがインスペクター画面です。MainCameraを選択した状態です。選択した物の詳細情報・設定ができる場所ですね。

例えば、カメラであれば撮影位置、角度などをここで設定していきます。
プロジェクト
画面下にあるのはプロジェクトウィンドウです。簡単に言うと倉庫ですね。

例えば、ゲーム開始時には使わないが途中で使う物であったり、裏方でサポートするものなどを入れます。初期ではScenesフォルダ内に初期シーンが入っています。

基本はこれだけですね。実際に触っていくと、直ぐに意識することは無くなるので、なんとなくで良いですね。