今回は「Unityの超基本」の一つ、Unity起動直後の作業画面についての簡単な解説です。Unityを「初めて触る」もしくは「少ししか触ったことが無い」人向けの内容です。
はじめに
Unityをダウンロードしてインストールしたけど、起動したら「何だか難しそうで手を付けていない」、「ちょっと触ってみたけどよくわからない」という人向けの「はじめの一歩」です。
起動後の画面(各ウィンドウ)に、どのような役割があるのかを簡単に見ていきます。既にUnityはインストール済みと仮定します。Unityのインストールがまだという方は下記を参考にしてみてください
起動後の各ウィンドウについて
今回は起動直後のデフォルトで表示されている各ウィンドウの役割を確認します。
起動
UnityHubで新しくプロジェクトを作成、今回は2022.3.14f1で実行しています。
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起動した直後の初期画面
起動直後のデフォルト状態だと下記のような感じだと思います。一つ一つを簡単に見ていきます。
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シーンビュー、ゲームビュー
中央の一番目立つ位置に表示されているのはScene(シーンビュー)と呼ばれるものです。タブでGame(ゲームビュー)に切り替えることが出来ます。
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「Scene」は作成中のゲーム全体像です。「Game」はカメラを通して見た「実際のゲームプレイ時に表示される画面」ですね。映画で例えるとSceneは監督目線、Gameはカメラマン目線と言う感じですね。
ヒエラルキー画面
画面左に表示されているメニューはHierarchy(ヒエラルキー)と呼ばれるものです。
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Sceneで使わている物が一覧で表示されます。初期段階ではカメラとライトがあります。実際には、この中にプレイヤーや壁などさまざまな物を追加します。
映画で例えると、カメラマンと照明スタッフがいると言う感じですかね。そして、俳優や大道具が追加されていく感じですね。
インスペクター画面
画面右側にあるのがInspector(インスペクター)です。下記はMainCameraを選択した状態です。選択した物の詳細情報を見て、設定できる場所ですね。
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例えば、カメラであれば撮影位置、角度などを設定していきます。
プロジェクトウィンドウ
画面下にあるのはProject(プロジェクト)です。簡単に言うと倉庫ですね。
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ゲーム開始時には使わないが途中で使う物や裏方でサポートするものなどを入れます。
タブでConsoleに切り替えることができます。
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ここにはエラーなどの情報が表示されます。
初期画面にある基本はこれだけですね。実際には他の機能も利用していきますが、慣れていけばなんて事はないですね。