今回はUnity2Dのタイルマップ(Tilemap)を利用してみます。このタイルマップという機能を使うと簡単にゲームのマップ画面が作れるって感じですね。今回は基本的な操作を簡単にみていきます。
はじめに
Unityのバージョンは2021.3.14f1です。2Dテンプレートで開始します。
素材画像を分割
まずは画像を適当に準備。
今回もぴぽや倉庫さんから画像をお借りしてます。
無料素材の「マップチップ32×32~」にある「pipo-map001plus.zip」の中の草画像を「Project」の「Assets」の中に作成した「Sprites」フォルダに入れます。

そのままではつながっているので、画像を分割します。

SpriteModeをMultipleに変更し、SpriteEditorで分割。PixelSizeは32×32でSliceします。

分割する方法はスプライト編で簡単に解説してあるのでそちらを参考に。
下記の様に画像が分割されればOK

実装開始
タイルマップの設定
画像(タイル)の準備が終わったら次にタイルマップを設定します。
Hierarchyで右クリックして、「2DObject」→「Tilemap」→「Rectangular」を選択。

Hierarchyに「Grid」が作成されて、その下に「Tilemap」が作成されます。Gridの設定を元画像のセルサイズに合わせて変更しておきます。

タイルパレットの設定
次にタイルパレットの設定です。
絵に例えると、Tilemapがキャンパス、TilePalleteがパレット、素材の画像が絵の具ですね。
画面上のメニューの「Window」から「2D」→「TilePalette」を選択。

TilePalette画面が出てくるので「Create New Palette」でパレットを作成。

素材の画像をドラッグアンドドロップします。絵の具をパレットに出すイメージですね。

Paletteの左から3番目の筆のアイコンを選択してから、タイルを選択。

シーンにタイルをセットすることができます。右から2つ目が消しゴムです。

他にも範囲選択などさまざまな事ができますが、今回は、画面上にタイルをセットする基本まで。