今回は、Untiyにドット絵を取り込んだ時の設定メモです。
ドット絵を取り込んだ時、ぼやけるのを直したり、サイズ・画像間の隙間の調整です。
はじめに
Unityのバージョンは2021.3.3f1です。
使用するドット絵は以前作成した下記の画像を利用します。

取り込み
まずは画像をUnityのScene内にドラッグアンドドロップで取り込み。
初期状態だと下記の様にぼやけた感じになります。

画像を選択し、インスペクターでFilterModeをBilinearからPoint(no filter)に変更。
通常の画像はBilinearで色を補完することで、より綺麗にみえますがドット絵の場合は無し。Compression(圧縮)もNoneに。

これで画像自体の見た目はOK
PixelsPerUnit
次に画像のサイズを調整。PixelsPerUnitを変更します。
初期では100となってます。この数値は画像の1Unitを構成するピクセル数です。

今回使用しているドット絵は32×32で作成してあるので、32を指定するとセル幅と同じサイズになります。

16を指定すると幅が2になります。

もちろん、自由に設定してもいいけど、画像のピクセル数に合わせた方が画面上で調整とかしやすいかな。
スプライト間の隙間
次に適当な地面を用意。

同じようにInspectorで各種設定。

設置します。

キャラクターにリジッドボディとコライダーをセット、地面にはコライダーをセット。
重力でキャラクターが落下するようにします。

初期設定では、実行して落下すると着地した後、隙間ができます。ドット絵だと結構気になったり。

この隙間を調整するのは「Edit」→「ProjectSettings…」→「DefaultContactOffset」の値。0を入力すると0.0001に調整されるのでこれが最小。

これで実行すると分からないくらいまで、ほぼ隙間がなくなります。
