ここ数年でスマートウォッチが身近になってきましたね。このスマートウォッチというのはウェアラブルデバイスの代表的な存在です。今回はウェアラブルデバイスについて簡単に解説していきます。
ウェアラブルデバイスの基本
スマートウォッチやアップルウォッチと呼ばれる、時計のように腕に身に着けるものがウェアラブルデバイスの代表例ですね。普段から身に着けているので利用者の行動管理や健康管理などが行えます。
ウェアラブルデバイスとは
ウェアラブルデバイスとは「ウェアラブル」と「デバイス」を合わせた言葉ですね。「ウェア」は着用するとか、身につける。とかそんな意味です。デバイスはそのまま「端末」ですね。つまり、身に着ける端末ってことですね。ウェアラブル端末、ウェアラブルコンピュータともいわれたりします。
ウェアラブルデバイスの注意点
普段から肌に接触して身に着けることが前提のため、スマートフォンや携帯電話でも度々あるような発熱問題や金属部分の劣化にどれだけ対策しているのかが重要になります。そのため、粗悪品を購入してしまうと低温やけどや測定データの不正確さなどの問題が出るケースもあります。
ウェアラブルデバイスはITパスポート試験でも出題される基本知識
ウェアラブルデバイスはITパスポート試験でも出題される基本的なIT知識です。
ITパスポート試験での過去の出題例
R2.秋の問14で出題された例を見てみます。
出題.
ウェアラブルデバイスも用いている事例として、最も適切なものはどれか。
回答選択肢
- PCやタブレット端末を利用して、ネットワーク経由で医師の診療を受ける
- スマートウォッチで血圧や体温などの測定データを取得し、異常を早朝に検知する。
- 複数の病院のカルテを電子化したデータをクラウドサーバで管理し、データの共有を行う
- ベッドに人感センサを設置し、一定期間センサに反応が無い場合に通知を行う。
簡単な解説
PCやタブレット端末は「ウェアラブル」ではないですね。ネットワーク経由で医師の診療を受けるのはオンライン診療です。
データをクラウドサーバで管理して共有するのはクラウドサービスの利用例です。
物にセンサつけて情報をやりとりするのはIoTの例ですね。
と言うことで正解は「2」です。