今回は付属サンプル「CreatorKit:BeginnerCode」を進めていきます。初心者向けの基本的な内容です。
CreatorKit:BeginnerCodeをインストール
まずはサンプルプログラムをインストール。Unity Hubを起動して「使い方を学ぶ」の中にある「Creator Kit:Beginner Code」を選択。

プロジェクトをダウンロードします。

さあ起動。とおもったら新しいエディターバージョンがいるようです。既に入っている人はこの画面は出てこないと思います。
新しいエディターをインストール
新しいエディターバージョンをインストールします。

インストールのときは「日本語」にチェックを入れてインストール。

しばらくしてインストールが完了。完了すると「プロジェクトを開く」を選ぶことが出来るので選択して進めていきます。

プロジェクトが開いたらAssets内のScenesを選んで「ExampleScene」をダブルクリック。画面が下のようになったら「再生」してみます。

マウスでキャラを動かしたり、インベントリなどあっちこっちをクリックしてみます。とりあえず無事に動けばOK

プロジェクトを保存
ココで一旦保存しておきます。今回は「CreatorKit」という名前で保存。

次にUnityHubのプロジェクトリストに追加するので「リストに追加」を選びます。

先ほど保存したフォルダを選択すると一覧の中に追加されます。次からはここから起動していきます。

Unityソースコードの確認
次にどんなコードが書かれているか見ていきます。画面のHealth potisonという回復アイテムを見ていきます。

ヒエラルキーリストの中から「PotionSpawner」を選ぶとインスペクター画面に出てきますね。ここで、出てきたインスペクターのスクリプトという部分をクリックします。すると、黄色でピコん!とソースを教えてくれます。

そいでもってこのC#アイコンのSpawnerSampleってアイコンをダブルクリック。どのソフトでこれを開きますか?って出てくるのでVisualStudioが入っていればそれで。なかったらエディターでもいいんじゃないかと。
もちろん、VisualStudioの方が見やすいですわな。私の場合、新しいバージョンのUnityをインストールした時に一緒に入れたようです(記憶があいまい)。

それほど難しい事はしていないですね。自分もC#は触り程度しかわからないので、この辺も一緒にちと調べていかないといけないですな。まあ、これは3つのアイテムを置いてるって感じですね。
ちょっとだけ細かく見ていきますか・・・10行目から15行目を抜き出しです。
int angle = 15; Vector3 spawnPosition = transform.position; Vector3 direction = Quaternion.Euler(0, angle, 0) * Vector3.right; spawnPosition = transform.position + direction * 2; Instantiate(ObjectToSpawn, spawnPosition, Quaternion.identity);
物凄く簡単にいうと「初期値の位置から15度2ユニット分ずれた位置にポーションが出現」って感じですかな。その後の二つも同じく2ユニットずらして55度、95度の位置に出現って感じですね。
例えば、これを5ユニット分ズラすに変更する場合、変更箇所が3か所(*2の部分)あるので、修正漏れが起きる可能性があります。ということでずらすユニットの数も変数にします。
int radius = 5; int angle = 15; Vector3 spawnPosition = transform.position; Vector3 direction = Quaternion.Euler(0, angle, 0) * Vector3.right; spawnPosition = transform.position + direction * radius; Instantiate(ObjectToSpawn, spawnPosition, Quaternion.identity);
こんな感じで新たにradius変数を作ります。この辺はUnityというより何かしらのプログラミングをかじっていればできますね。19行目、24行目の*2もradiusに変更。んでもってこれで実行。

位置が変わっていれば完成。radiusやangleの変数をさらに変えてみても良いかもしれないですね。