ターボブースト(turboboost)とは何か、簡単に言うと「自動で高速動作させる機能」の事

コンピューターを動かすのに必要なものはたくさんあります。その中でもCPUは「コンピューターの脳みそ」と言われることもあり、重要な役割を持っています。今回は、そのCPUの機能である「ターボブースト」について簡単に解説していきます。

ターボブーストの基本とメリット

コンピュータにはCPUが必ず搭載されています。このCPUの性能の違いにより大きくコンピュータの動作が異なります。そんなCPUに搭載されている一つの機能がターボブーストですね。

ターボブーストとは

正式名を「インテル ターボ・ブースト・テクノロジー」といいます。名前にあるようにインテル(Intel)が開発した機能で、簡単に言うと「自動的に高速に動作させる」ものです。Core i5やCore i7などのCPUに搭載されています。

ターボブーストの簡単な仕組みとメリット

コンピュータを使う人なら知っているかと思いますが、「コンピュータは動いている間、熱を持ちます」その「熱が上がりすぎると当然、コンピュータは壊れます」そのため、熱が上がりすぎないようにあらかじめCPUの動作周波数が決まっています。

しかし、実際に処理を行っているときには、発熱量の上限まで余裕があるケースがあります。その時にあらかじめ決めてある動作周波数よりも周波数を上げることでCPUの処理性能を高める機能です。

ターボブーストはITパスポート試験でも出題

ターボブースト機能についてはITパスポート試験でも過去に出題されています。どのように出題されているか見ていきます!

ITパスポート試験での過去の出題例

H30.秋の問95で出題された例を見ていきます。

出題

ターボブーストとも呼ばれるコンピュータの処理性能向上技術に関する説明はどれか。

回答選択肢

  1. CPUと主記憶の間に配置して,主記憶の読み書きの遅さを補う。
  2. CPUの許容発熱量や消費電力量に余裕があるときに,コアの動作周波数を上げる。
  3. 演算を行う核となる部分をCPU内部に複数もち,複数の処理を同時に実行する。
  4. 複数のコンピュータのCPUを共有して,膨大な量の処理を分散して実行する。

簡単な解説

CPUと主記憶の間に配置して、主記憶の読み書きの遅さを補うのは「キャッシュメモリ」です。主記憶装置とCPUには性能の差があり、基本的にCPUの方が性能が上回っているため、主記憶待ちが起こります。例えるなら、高速道路の料金所で詰まってしまい、後ろが渋滞するみたいな。これを解消するのがキャッシュメモリです。ETCの進化版みたいな感じで渋滞を解消します。

複数の処理を同時に実行するのは「マルチプロセッサ」です。マルチ=複数、プロセッサ=プロセス(実行)する。という意味です。

膨大な量の処理を分散して実行するのは「クラスタリング」です。複数のコンピューターを一つの大きなコンピューターとして扱う、または複数の処理を複数のコンピューターが手分けして処理を行い最終的にガッチャンコします。近年だと仮想通貨のマイニングと呼ばれるのもこのクラスタリングの技術を利用しています。

ということで正解は「2」です。

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