近年、カーシェアリングやクラウドファンディングなど資源を有効活用するサービスが多くありますよね。これらはシェアリングエコノミーの代表的なものです。今回はそんなシェアリングエコノミーとは何か、簡単に確認していきます。
シェアリングエコノミーの基本
「シェアハウス」や「シェアする」という言葉は昔からありますよね。簡単に言うと「一緒に」とか「共有」とか、そんな感じのイメージですよね。それが拡張されたのがシェアリングエコノミーですね。
シェアリングエコノミーとは
シェアリングエコノミー(SharingEconomy)を日本語にすると「共有経済」となります。総務省ではシェアリング・エコノミーを「個人が保有する遊休資産の貸し出しを仲介するサービスで、貸主には遊休資産活用による収入、借主は保有することなく利用できるのをメリット」としています。
個人が保有する物や能力がその対象です。
シェアリングエコノミーの代表例
代表的なシェアリング・エコノミーとしてはAirbnb、Uberなどがありますよね。
Airbnbは民泊で有名になりましたね。簡単に言うと、空き部屋・不動産などの賃借をマッチングするサービスです。Uberはタクシーの配車サービスみたいな感じですね。日本だとUberEatsが有名ですかね。
シェアリングエコノミーはITパスポート試験でも出題される基本知識
シャアリングエコノミーはITパスポート試験でも出題される基本的なIT知識です。
ITパスポート試験での過去の出題例
R2.秋の問31で出題された例を見てみます。
出題.
利用者と提供者をマッチングさせることによって,個人や企業が所有する自動車,住居,衣服などの使われていない資産を他者に貸与したり,提供者の空き時間に買い物代行,語学レッスンなどの役務を提供したりするサービスや仕組みはどれか。
回答選択肢
- クラウドコンピューティング
- シェアリングエコノミー
- テレワーク
- ワークシェアリング
簡単な解説
クラウドコンピューティングとはクラウド上(インターネット上)のコンピュータ・サービスを利用することです。
テレワークは、ここ最近よく聞くようになった言葉ですね。自宅などの在宅で仕事を行うことですね。
ワークシェアリングは簡単に言うと「一人当たりの労働時間を減らして、多くの人に仕事を与える」みたいな感じですね。
ということで正解は「2」です。