PoCとは何か、簡単に言うと「新しい技術を試す実験」

今までにない新しい概念やアイディアがAIの進歩により増えています。新しい技術は素晴らしく、高い効果を発揮する可能性もある反面、中には効果がない、うまく使えないなどの失敗もあります。今回は、そんな新しい技術を調査・検証するPoC(Proof of Concept)とは何か、簡単に確認していきます。

PoC(Proof of Concept)の基本

技術の進歩なくして今の生活はありえないですよね。過去を見ても数多くの技術の進歩が生活を豊かにしてくれています。そして当然ですが、技術の進歩は多くの失敗から成り立っています

PoCとは

PoCとはProof of Conceptの略で、そのまま直訳すると「概念の証明」となります。簡単に言うと、「そのアイディアは本当に有効なのか証明する」ということですね。

生まれたアイディアが全て有効とは限らず、お金をかけて新しいアイディアにかけたが失敗・・・となってしまっては目も当てられないですよね。

PoCの活用例

特にIT業界では新しい技術・アイディアが沢山あります。しかし、実際にそれを使う人が使いこなせるのか・本当に必要なのかなどにより有効が変わってきます。

そこで、まずは小規模なものを作成して実際に有効かを確認。いけそうであれば最終的なゴールを決めてプロトタイプ(試作品)を作成というような流れになります。

つまり、PoCの位置づけとしてはプロトタイプよりも前になります。プロトタイプは既に作成することが決定し調整するのに対し、PoCの場合は有効性が確認できなければそもそも作らない、実施しないということもありえます

PoCはITパスポート試験でも出題される基本知識

PoCはITパスポート試験でも出題される基本的なIT知識です。

ITパスポート試験での過去の出題例

R2.秋の問28で出題された例を見てみます。

出題.

新しい概念やアイディアの実証を目的とした,開発の前段階における検証を表す用語はどれか。

回答選択肢

  1. CRM
  2. KPI
  3. PoC
  4. SLA

簡単な解説

CRMはCustomer Relationship Managementの略です。顧客関係管理や顧客情報管理と呼ばれます。顧客満足度や顧客ロイヤルティの向上を通じて売り上げ拡大・収益向上を目指す経営戦略のことです。

KPIはKey Performance Indicatorの略です。重要業績評価指標と呼ばれます。例えば、会社は利益を増やすのが最重要事項です。そして、利益を増やす手段として売り上げを増やす、コストを減らすなどがあります。その手段に目標を設定して(売り上げを10%増やすのような)その状況を観測することがKPIです。

SLAはService Level Agreementの略です。サービス水準合意、サービスレベル契約と呼ばれます。通信サービスやコンピュータアプリケーションなどでサービス提供者と利用者の間で結ばれるサービス範囲、品質などに関する合意です。

ということで正解は「3」です。

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