DNS(DomainNameSystem)とは何か、簡単に言うと「名前を解決する」

インターネット上の住所は「IPアドレス」と呼ばれるものです。例えば、「172.217.175.78」のように表記されます。しかし、この数字だけだと何のことやら分かりません。そこで「ドメイン名・ホスト名」と呼ばれるのが出現します。例えば「google.com」です。この「ドメイン名」を見ればどこの会社か、どんなものかが想像しやすいです。

今回はこの「IPアドレス」と「ドメイン名・ホスト名」を結ぶDNSについて簡単に解説していきます。

DNS(DomainNameSystem)の基本

インターネット上にあるサーバーやサービスにはIPアドレスと呼ばれるいわゆる住所や電話番号のようなものがあります。IPv4、IPv6などとも呼ばれます。

DNS(DomainNameSystem)とは

IPアドレスを見ただけでは何かよく分かりません。例えるなら電話番号だけを見ても誰の番号か分からないのと同じです。しかし、携帯電話の電話帳に「名前」と「電話番号」を登録することで電話をするときに名前を選べばその人の電話番号にかけることが出来る。というのがDNSのイメージです。

例えば、「google.com」というドメイン名が表示、入力されていますが、それは内部的には「172.217.175.78」と変換しているのがDNSです。

正引きと逆引きについて

DNSには「正引き」と「逆引き」があります。

正引きは「ドメイン名」から「IPアドレス」に変換することです。反対に逆引きとは「IPアドレス」から「ドメイン名」に変換することです。あくまでも登録された情報で「正引き」や「逆引き」が行われます。

つまり、登録情報が間違っていた場合、間違い電話が起きてしまうということです。これを悪用したのがDNSキャッシュポイズニングというものなどです。

DNS(DomainNameSystem)はITパスポートでも出題される基本知識

このDNSはITパスポートでも出題される基本的なIT知識です。

ITパスポート試験での過去の出題例

R1.秋の問91で出題された例を見てみます。

出題.

ネットワークにおけるDNSの役割として,適切なものはどれか。

回答選択肢

  1. クライアントからのIPアドレス割当て要求に対し,プールされたIPアドレスの中から未使用のIPアドレスを割り当てる。
  2. クライアントからのファイル転送要求を受け付け,クライアントへファイルを転送したり,クライアントからのファイルを受け取って保管したりする。
  3. ドメイン名とIPアドレスの対応付けを行う。
  4. メール受信者からの読出し要求に対して,メールサーバが受信したメールを転送する。

簡単な解説

未使用のIPアドレスを割り当てるのはDHCP(DynamicHostConfigurationProtocol)です。複数のPCでインターネットをするときに必須とも言えるものです。特にWiFiを使った無線インターネットで多くの端末がインターネットを行う場合、このDHCPの役割が重要です。

ファイルを受け取ったり保管したりするものはファイルサーバです。

メールサーバが受信したメールを転送するのはPOP(PostOfficeProtocol)です。

ということで正解は「3」です。

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