バランススコアカード(BSC)とは何か、簡単に言うと「4つの視点から評価・分析」する事

今回は「BSC」について簡単に解説していきます。BSCとはBalance Score Card(バランススコアカード)の略です。日本語に無理やり翻訳すると「評価点の釣り合いを取る」です。IT用語というよりは経営用語ですかね。

バランススコアカードの基本について

まずはバランススコアカードの基本的なことを見ていきますね。

バランススコアカードとは

戦略・ビジョンを4つの視点(財務の視点・顧客の視点・業務プロセスの視点・学習と成長の視点)で分類し、その企業の持つ戦略やビジョンと連鎖された財務的指標、及び非財務的指標を設定する必要がある。

なお、このバランスト・スコアカード(BSC)の概念は、業績評価システムから出発し、経営者情報システムとして発展した後、キャプラン/ノートンの最新著作においては、戦略的経営システムとして位置付けられている。

バランスト・スコアカード – Wikipedia

簡単に言うと業績を評価するシステムの一つとして出現したもので、「財務」、「顧客」、「業務プロセス」、「学習と成長」の4つに分けてそれぞれの目標を設定、評価することです。

バランススコアカードを利用する理由とメリットとデメリット

バランススコアカードを利用する主な3つの理由は「予算の明確化」、「方向性の明確化と調整」、「業績の定期的評価」です。バランススコアカードを用いることで、具体的な数値で目標管理ができ分かりやすくなります。

しかし、実際にバランススコアカードにより業績給を支給している企業はバランススコアカードを導入していない企業よりも平均業績が低いという結果も報告されており、その効果について疑問視する声もあります。

ITパスポート試験でも過去に出題されています

このバランススコアカードについてはITパスポート試験にも出題されている基本的な知識だったりします。実際にどのように出題されたか見てみます。

ITパスポート試験の過去での出題例

ITパスポート試験H31.春の問7にて出題されています。

出題

企業のビジョンや戦略を実現するために,”財務”,”顧客”,”業務プロセス”,”学習と成長”の四つの視点から,具体的に目標を設定して成果を評価する手法はどれか。

回答選択肢

  1. PPM
  2. SWOT分析
  3. バランススコアカード
  4. マーケティングミックス

簡単な解説

PPMとはプロジェクトポートフォリオマネージメントの略です。一般的に縦軸に市場成長率、横軸に市場占有率をとり、自社の事業や商品・サービスがどこに位置するかを分析して経営資源の配分を検討する方法です。

SWOT分析とはStrengths(強み)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機会)、Threats(脅威)の4つのカテゴリーで分析し、今後の戦略立案に活かす手法です。

マーケティングミックスとは、市場から期待する反応を得るためにマーケティングに使用可能な複数の手段(製品・流通・価格・販売促進の各要素)を組み合わせて戦略をたて計画、実施することです。

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