アジャイル開発とは何か、簡単に言うと「小出しする事」

ソフトウェアを開発する方法はいくつかあります。主な手法としては「ウォーターフォール」、「プロトタイプ」、「アジャイル」などがあります。そんな今回は「アジャイル開発」について簡単な解説とメリット・デメリットを紹介します。

アジャイル開発の基本

ソフトウェアを開発する手法は多くあり、どれを選ぶかは目的により異なります。当然ですが、完璧な手法があればその手法しか使わないですよね、ということで、どの開発手法もそれぞれ長所と短所があります。

アジャイル開発とは

アジャイル開発とは「素早く開発するための軽量な開発手法の総称です」。開発するものを最終完成形まで作るのではなく、短期間に区切り、一部の機能を作成し、くっつけながら最終的に完成させるものです。

「設計」、「実装」、「テスト」を1単位としてイテレーションと呼ぶこともあります。このイテレーションを数週間で行います。

アジャイル開発のメリット・デメリット

アジャイル(Agile)は「素早い」という意味があります。

特に近年では開発スピードが求められる時代です。そのため、出来た機能から使ってもらい、その間に次の機能を作成して、ドンドン後から追加するという事も多いです。スマホゲームの開発もこのアジャイル開発が使われますよね。とにかくスピードが速いというのがアジャイル開発のメリットです。

デメリットとしては後からの機能追加が困難なケースには向かない事です。今はインターネットが当たり前のようにつながっているため、大体が何とかなりそうですが、インターネットがつながっていない閉鎖的な場所で使う場合、完璧なものを求められる場合など条件次第ではこのアジャイル開発は向いていません。

アジャイル開発はITパスポート試験でも出題

この「アジャイル開発」はITパスポート試験でもよく出題される用語です。

ITパスポート試験での過去の出題例

R1.秋の問49では下記のような形で出題されています。

出題(問49)

アジャイル開発の特徴として,適切なものはどれか。

回答選択肢

  1. 各工程間の情報はドキュメントによって引き継がれるので,開発全体の進捗が把握しやすい。
  2. 各工程でプロトタイピングを実施するので,潜在している問題や要求を見つけ出すことができる。
  3. 段階的に開発を進めるので,最後の工程で不具合が発生すると,遡って修正が発生し,手戻り作業が多くなる。
  4. ドキュメントの作成よりもソフトウェアの作成を優先し,変化する顧客の要望を素早く取り入れることができる。

簡単な解説

ドキュメントは重要なものですが、アジャイル開発では基本的に詳細なドキュメント、必要のないドキュメントの作成は行いません。しっかりとドキュメントを作成しながら進めるのはウォーターフォール型開発と呼ばれるものです。

各工程でプロトタイピングをするのはプロトタイプ型開発です。

アジャイル開発では柔軟な変更が前提です。そのため、手戻り作業は少なくなるようにすすめます。

アジャイル開発ではソフトウェア開発を優先し、顧客に実際に動かしてもらうことで要望を素早く取り入れることが出来ます。

ということで正解は「4」です。

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